コーヒーを自分で焙煎したけどまずい…。なんでだろう。
このような悩みに対して、お答えしてきます。
・プロの味にする方法
最近、焙煎を始めた方のなかで、
「丁寧にコーヒーを焙煎しても、なぜかお店で売られているような味にならない。」
「なんなら全然おいしくない。」
と思っている方はいませんか。
この記事では、まずくなる原因と対策を紹介しています。
実践することで、町のコーヒー屋さんで売っているような、
プロのコーヒー豆をお家で焙煎することができるようになりますよ。
まずは、まずくなる原因を理解することによって、対策も異なるのでさっそく見ていきましょう。
関連記事>>【超簡単】フライパンで可能?コーヒー豆を自宅焙煎する手順とコツ
目次
自家焙煎したコーヒーがまずい3つの原因
さっそくですが、
「自家焙煎したコーヒーがまずい」と悩んでいる、多くの方にあてはまる原因を紹介します。
環境や道具によってもコーヒーの味は変化し、色んな理由が考えられますが、
今回は、淹れ方や器具については考慮しません。
あくまでも、焙煎に着目した原因です。
原因1:欠点豆が多い
欠点豆が含まれると、雑味がでてしまい、豆本来の風味を邪魔してしまいます。
さらに、カビや虫食い豆があると、
見た目も悪く、あまりいい気持ちにはなりません。
欠点豆を取り除く作業は地味だし時間はかかるし、面白くない。
そのため、この作業をスルーしてしまう人は多いと思います。
以下の「松屋珈琲」さんのように、最近ネットで購入できる豆は、
既に業者さんがピックアップされたものが多く、品質が高くなっている傾向にあります。
そのため、血眼になってハンドピッキングする必要はありません。
ただし、安すぎる豆だと欠点豆が多いので、該当する方は注意が必要です。
普段、買っている生豆を焙煎してもおいしく感じていない方は、
一度、焙煎前にハンドピッキングしてみてください。
原因2:焙煎したての豆
焙煎直後の豆は、味に尖りがあり、苦味やスモーク感も強く含まれます。
さらに、口にふくむと舌の上にざらつきを感じることもあり、
普段、味わったことないコーヒーで「まずい」と感じる方も多いかもしれません。
このような方は、焙煎後、時間をあけた豆を飲むようにしましょう。
焙煎後、コーヒー豆の中で熟成が始まり、
焙煎してから3-5日後が、コーヒー豆にとってベストな状態だと言われています。
焙煎を終えた豆をすぐに飲みたい気持ちはわかりますが、
その気持ちをグッとこらえて、少し寝かした豆を飲むことを検討してみてください。
逆に時間が経ちすぎた豆もNG
原因3:煎りムラがある
コーヒー豆の煎り具合にバラつきがあると「まずい」原因になり、
多くの方がこの原因にあてはまります。
どういうことかというと、
手動で焙煎する場合、環境や温度、技術が安定せず
どうしても煎りムラが出てきやすい。
焙煎に挑戦しようと、手始めに手鍋で焙煎してみたけど
うまくいかず「まずい」と感じてしまう、といった具合です。
初めは慣れず、ムラができてしまうのは仕方がありません。
焙煎を繰り返し、上達していきましょう。
まずいから卒業!自家焙煎したコーヒーをプロの味にする方法
「上質な生豆」と「ムラがない焙煎」ができれば、
町の自家焙煎のコーヒー屋さんで売られているようなコーヒー豆ができあがります。
いきなり方法をいうと、家庭用の焙煎機を使うことです。
手鍋など手動で焙煎すると"煎りムラ"ができやすく、
さらに、上達するまでには時間がかかります。
上達するまで味は安定しないし、完全にムラがなくなることもありません。
しかし、焙煎機であれば、
ボタン1つで、好みの焙煎度合いまで自動で焙煎することができます。
人の手が加わらず、コンピューターで制御するため、
ムラなく均一にコーヒー豆を焙煎することができるんです。
しかも、チャフの収集や焙煎後の冷却もやってくれるので、こちらは見てるだけでOK。
「明日から最高の豆で飲みたい」という方は、
おすすめの生豆と焙煎機は、以下リンクに貼っておくので参考にしてください。
関連記事>>家庭用焙煎機おすすめ5選!導入するメリットとデメリットも紹介します
まとめ:正しい方法で自家焙煎すればまずいコーヒーにはならない
自分で焙煎したコーヒーがまずくなる原因は3つ。
これらの原因を払拭することで、最高のコーヒーになります。
ぜひ、友人や家族にも、感動させるコーヒーをおもてなししてみてください。
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