・家で焙煎機を使ってコーヒーを焙煎したい。おすすめを教えて!
・焙煎機を持つメリットってなに?
このような悩みに対して、お答えしてきます。
・焙煎機おすすめ5選
・焙煎機を持つメリット/デメリット
手回しや手鍋など、手動で焙煎している方にとって焙煎機はあこがれますよね。
しかし、色んな種類があって、
「何を選んでいいのか」
「どんな選び方をすればいいのか」
「そもそも、焙煎機を持つと何かいいことがあるのか」
悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、選び方に加え、お手ごろなものから、高機能なものまで、
ご家庭で使うことができる焙煎機を幅広く紹介します。
焙煎機を持つことで
「焙煎に時間を取られることなく、本格的な焙煎」することができます。
目次
家庭用焙煎機の選び方
家庭用焙煎機を選ぶときにチェックしておきたいポイントについて紹介します。
熱源で選ぶ
家庭用焙煎機の熱源は、以下の3つに分かれます。
「焙煎の熟練度」や「焙煎スタイル」によって、適した熱源があります。
それぞれの特徴について、くわしく説明します。
ガス式
今まで「手回し」や「手鍋」焙煎していた方は、ガス式が身近なのではないでしょうか。
ガス式は、自ら火力調整できるため、こだわりの焙煎ができるのが特徴。
しかし、慣れるまでムラができるなど、安定した焙煎をするのが難しいというデメリットがあります。
また、直火で当てるため、豆が露出している場合がほとんど。
煙やチャフが舞いやすいという点にも注意が必要です。
アウトドアなどには最適な器具が多い傾向にあります。
電気式
電気式は、スイッチを入れボタンを押すだけで焙煎してくれるような、手軽に焙煎できるのが特徴。
基本的に人の手が入らないため、安定して再現性高くムラのない焙煎が可能です。
その分、「自分で焙煎をしている」という"楽しさ"や"やりがい"が薄れるのがデメリット。
焙煎を始めたばかりの初心者に、適したタイプです。
ガス+電気式
ガス式と電気式の良いとこどりをしたのがこのタイプ。
ガス火を使い、電気で回して焙煎をします。
自ら火力調整+手軽に焙煎できるので、
安定し焙煎でき、「自分で焙煎をしている感」もあります。
ただし、煙やチャフは舞うので注意は必要です。
焙煎方法で選ぶ
焙煎方法は、以下の3つがあります。
方法によって、「値段」や「手間・時間」、「楽しみ方」が違います。
あなたが、"焙煎でなにを重要視するか"によって選ぶことが重要です。
焙煎形式で選ぶ
焙煎形式は、以下の3つに分けられます。
焙煎形式によって、「焙煎のしやすさ」や「ムラのできやすさ」が変わります。
前述した、焙煎方法との組み合わせによって、違いがあるのでチェックしてください。
プラスαの機能で選ぶ
ほかにも焙煎機によって付加機能があります。
例えば、以下のような機能。
特に、焙煎時や後の"ニオイや煙やチャフ"は気になりますよね。
ニオイや煙をカットし、チャフをひとまとめにしてくれる焙煎機などもあります。
このように、普段の焙煎で何を求めるか、で選ぶことも重要です。
家庭用焙煎機おすすめ5選
では、おすすめの焙煎機を紹介します。
価格の低いものから、オプションが豊富なものまであります。
それぞれの特徴に加えて、おすすめな人もあわせて紹介しているため、
あなたのお家で実現したい焙煎に合わせて参考にしてください。
コーヒー豆焙煎器 煎り上手
この焙煎器は、直火にあてて手動で焙煎する器具です。
火にあてながら、左右に振るだけなので初心者の方でも簡単に焙煎可能。
直火なので、キャンプのようなアウトドアシーンでも使うことができます。
値段も比較的に安価のため、これから焙煎する人におすすめといえるでしょう。
KOGU 珈琲考具 コーヒーロースター
コーヒーを趣味にしている界隈に、人気の回転式コーヒーロースター。
下村企販のブランド珈琲考具が開発した焙煎器です。
この焙煎器の特徴は、焙煎中は鍋を振り続ける必要がなく、
クルクルとレバーを回すだけなので、腕が疲れることはありません。
ムラもなく焙煎も安定しており、再現性があります。
その優秀さから、副業や小さなカフェなどでも使われているんです。
ただし、「チャフが飛び散る」や「使用できない五徳がある」などの
デメリットあることや、温度管理は手動で行う必要があります。
家の焙煎をグレードアップしたい方には、おすすめのロースターといえるでしょう。
ホームロースター RT-01 KLRT-001B
クラウドファンディングのコーヒーグッズのなかで、最も支援金額を集めた注目の焙煎機。
この焙煎機の特徴は、コスパの良さです。
機能は、ボタン1つで「中煎り」と「深煎り」の
好みの焙煎度合いまで自動で焙煎することができます。
人の手が加わらず、コンピューターで制御するため、
ムラなく均一にコーヒー豆を焙煎することが可能。
しかも、チャフの収集や焙煎後の冷却もやってくれるので、こちらは見てるだけでOKです。
このクオリティで2万円以下。
焙煎機であれば、10万円以上するものが多い中、
2万円以下とは思えないほど、高品質な焙煎器です。
ラクして、確実にムラ1つ出したくない方にはおすすめです。
珈琲豆電動焙煎機 J150CR
焙煎時の煙を"限りなく"抑えることができる焙煎機。
この焙煎機は、超コンパクトにもかかわらず、
焙煎の温度や時間を細かく設定できることが可能。
しかも、焙煎時に排出される煙の約90%をカットするため、
煙が原因でマンションや近隣住民の方への迷惑にもなりません。
チャフも自動分離できるため、焙煎後はポイと捨てるだけ
微細な温度調整もできる+コンピューターで制御ができるため、
焙煎の楽しさややりがいを残しつつ、面倒なところは機械に任せることができます。
高機能がゆえに、5万円以上と価格も上がるため、
コーヒーに十分な余裕がある方にはおすすめです。
電動焙煎機 GENE CAFE CBR-101A
この焙煎機は「超本格的な家庭用焙煎機」です。
自分で焙煎した豆を販売する方などが利用しています。
熱風で焙煎するため、豆がもつ味わいと香りを最大限に引き出すことが可能。
温度は60℃-250℃まで1℃刻みで調整でき、
焙煎具合を確認できるガラス状の容器になっているので、こだわりの焙煎をすることができます。
チャフコレクターも搭載されているため、お手入れもラクラク。
こだわりのコーヒーを焙煎したい人に、おすすめといえるでしょう。
家庭用焙煎機を持つメリット
手回しや手鍋焙煎とくらべて、焙煎機を持つメリットは以下です。
それぞれ、くわしく説明します。
時間を有効的に使える
自動式の焙煎機であれば、スイッチを押すだけで焙煎が完了します。
そのため、焙煎中ずっと見続けている必要がありません。
焙煎中はコーヒーを淹れる準備や家事など、自分の時間を他に割り当てることができます。
今まで、撹拌や火力チェックで忙しかった焙煎とはおさらば。
「焙煎が面倒だな…」と思ってる方にはおすすめです。
キッチン周りが汚れない
焙煎すると発生する、厄介なチャフが舞うのを防ぐことができます。
チャフコレクターによって、自動的に収集されるため、
キッチンが汚れる心配もなく、後片付けがとってもラク。
「焙煎後の掃除が大変…」と悩んでいる方は、
チャフコレクターがついている焙煎機を選ぶことをおすすめします。
関連記事>>【自家焙煎】チャフの対策術5選!未然に防ぐ方法や便利アイテムまで
ムラのない焙煎ができる
焙煎機は、"自動で撹拌"し"温度調整"するため、ムラが少ない焙煎ができます。
手鍋など手動で焙煎すると"煎りムラ"ができやすく、
さらに、焙煎が上達するまでには時間がかかります。
焙煎機であれば、
ボタン1つで、好みの焙煎度合いまで自動で焙煎することが可能。
人の手が加わらず、コンピューターで制御するため、
ムラなく均一にコーヒー豆を焙煎することができるんです。
「ムラが出てしまって、コーヒーの味が安定しない」という方は、
焙煎機を使うことによって、グレードアップしたコーヒーを飲むことができるでしょう。
関連記事>>コーヒーを自家焙煎するとムラがたくさん|原因とコツを伝授します
家庭用焙煎機を持つデメリット
メリットがあれば、もちろんデメリットもあります。
しかし、特筆すべきデメリットは思い当たらないですが、強いて言うなら以下。
モノを買うわけなので、費用がかかります。
今まで、手軽に手鍋などで焙煎してた人にとっては、出費になるかもしれません。
とはいえ、高機能な自動焙煎機でも"2万円以下"で買えるモノもあります。
売られている高いコーヒー豆を買い続けることと比べると、
コスパ良い買い物であることは間違いありません。
また、最近の焙煎機は、一般家庭でも使いやすいよう
電気ポッドくらいに小型化されているモノもあります。
導入するハードルはそこまで高くなってきたと考えていいでしょう。
関連記事>>【比較】コーヒーを自家焙煎すると安くなる?買う場合との差を検証
まとめ:ラクして本格コーヒーをつくれる!家庭用焙煎機を持つのはおすすめ
家庭用焙煎機を持つことで、色んなメリットがあります。
おすすめの焙煎機は以下。
焙煎機があると、お家でもカフェのようなコーヒーがラクして焙煎できます。
今、手鍋などで焙煎をしていて仕上がりに不満がある方は、ぜひ検討してみてください。