
・自宅でドリップコーヒーを淹れると味がばらつく、雑味がでてしまう。
・初心者でも扱いやすい、おすすめのドリップポットを教えてください。
このような悩みに対して、お答えしてきます。
この記事を読むことで、今よりもワンランク上のコーヒーを自宅で味わうことができます。
・コーヒー初心者がドリップポットを選ぶ5つのポイント
・コーヒー初心者におすすめのドリップポット3選
・まとめ:初心者でもドリップポットひとつでワンランク上のコーヒーを楽しめる
コーヒーのドリップって初心者にとっては難しいですよね。
「同じコーヒーを同じ方法で淹れているはずなのに、なんか味が違う」
「雑味が出てしまう」
僕もなかなか安定しないコーヒーの味に悩んでいました。
実はその原因、ドリップの湯量やスピードが不安定だからなんです。
コーヒーの質のいい味や香りを出すには、できるだけ"細くゆっくりと"お湯を注ぐことが肝心。
ドリップポットは、注ぎ口が細く湯量やスピードなども調整できるため、コーヒーの味を安定して抽出することができるようになりますよ。
味にばらつきがある人は、自分用のドリップポットを手に入れておくといいでしょう。
>>【豆から挽く】コーヒー初心者がはじめに揃えるべき道具一式を紹介
目次
初心者向け:ドリップポットでコーヒーを淹れるべき理由

ドリップポットでコーヒーを淹れる理由は、コーヒー豆本来の味を引き出すためです。
ドリップのときにおいしいコーヒーを抽出するには、できるだけゆっくりお湯を注ぐことが重要。
注ぎ口が大きいやかんやポットだと、お湯が大量に注がれてしまい「雑味」や「エグ味」が出てきやすくなってしまうのです。
道具がそろっていない初心者だと、やかんなどで代用しがち。
だから、味にばらつきが出ることで悩む人が多いのです。
ドリップでコーヒーを淹れる場合は、ドリップポットは必須ともいえるでしょう。
僕は道具がそろってない頃は、小さな鍋から注いでました…
恥ずかしい思い出です。
コーヒー初心者がドリップポットを選ぶ5つのポイント

一概にドリップポットといっても、「材質」や「大きさ」など様々な種類があります。
中には、優れている機能がついているものあり、適しているかどうかは使う環境によるので「これがいい」ということは断言できません。
そのため、初心者は「注ぎ口は細く軽いポット」に焦点を合わせて選ぶといいでしょう。
それにプラスαでデザインや機能がついているものを選べば、失敗することは少なくなると思います。
では、ポイントについて紹介していきます。
ポイント1:材質で選ぶ
ポットの素材は、機能性や見た目の印象に大きくかかわってきます。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、条件に沿うものを選んでみてください。
材質を大きく分けると3つ。
それぞれに特徴がありますよ!
説明していきますね。
ほとんどのドリップポットがステンレス製です。
ステンレスは、サビにくく耐久性が高いので、長く愛用できることが特徴。
お手入れもしやすいため初心者には扱いやすいです。
少し保温性が低いことが難点。
ホーローは、保温性が高くお湯が冷めにくいことが特徴。
また、金属の表面にガラス質の素材がコーティングされていて、デザイン豊かな製品が多いこともメリットの一つ。
しかし、他の素材に比べて重く注ぎ口が大きいので、ドリップに集中できないことがデメリットです。
銅は、熱伝導率が高く、すぐにお湯が沸かすことができるのが特徴。
また、クラシカルな見た目がインテリアにもなってファンが多い。
その反面、使ううちに黒く変色してしまうことと、傷に弱いので扱いに注意が必要です。
ポイント2:注ぎ口の形で選ぶ
ドリップコーヒーをおいしく淹れたいなら、最も重要なポイントなのが注ぎ口。
ゆっくり入れることができる形状を選びましょう。
注ぎ口のタイプを大きく分けると2つ。
細口タイプは、注ぎ口が細くてネックの太さが一定していることが特徴です。
湯量を一定してゆっくりと注ぐことができるので、初心者でも安定感のあるドリップが可能。
初めてドリップポットを買う人は、こちらのタイプを手に入れておけば問題ないでしょう。
鶴口タイプは、名前の通り、注ぎ口が鶴口でネックが太いのが特徴です。
ネックが太いので、傾け次第では1滴ずつ注ぐことも可能。
そのため、軽いコーヒーから重いコーヒーまで1台のポットで淹れることができます。
ただ、慣れないとコントロールは難しいので、中・上級者向けといえるでしょう。
初心者は細口タイプを選ぶのがベターです。
ポイント3:機能性で選ぶ
単純にポットだけのタイプのほかに、いろんな機能がついたドリップポットがあります。
例を挙げると、
忙しい朝に火を止めるのを忘れがちな人は、「自動電源オフ機能付き」のポットがおすすめ。
こだわりのコーヒーの風味を出したいのであれば、細かい温度の調節が必要です。
そんな人は「温度計付き」の電気ケトルがおすすめです。
ただし、値段が高いことが多いです。
普段の生活スタイルに合った機能を選びようにしましょう。
ポイント4:コーヒーの杯数で選ぶ
普段淹れるコーヒーの量でポットを選びましょう。
目安としては、
「大きければ良い」というわけではありません。
大きいと湯量が多く、注ぐスピードの調節が難しくなります。
とはいつつ、4杯飲むのに湯量が少ないと再度沸かす手間が生まれますよね。
そのため、普段どのくらい一度にコーヒーを作るかで選んでみてください。
ポイント5:見た目で選ぶ
結局、道具に愛着がわくことが一番大事だと思います。
コーヒー好きは毎日飲むので、毎回使う道具はお気に入りのものがいいですよね。
前述まで述べたポイントを軸に選ぶのも重要ですが、愛着のある道具で淹れたコーヒーは格段においしいですよ。
特段こだわりのない人は、最低限ほしい条件を揃えたお気に入りの道具を選びましょう。
コーヒー初心者におすすめのドリップポット3選
先ほど説明した「注ぎ口は細く軽いポット」に加えて、特徴の違うおすすめのポットを紹介します。
過去、僕が2年ほど使っていたポットもあるので、初心者の方は間違いなく使いやすいですよ。
ハリオ(HARIO) V60ドリップケトル・ヴォーノ VKB-120HSV

本体が軽いうえに、波状のグリップで手に持ちやすい作りが特徴のステンレス製ポット。
注ぎ口も細いため、安定してドリップをすることができます。
直火とIHコンロの両方に対応しているのもうれしいですね。
Amazonで、容量800mlの値段が約3,000円以内とかなりリーズナブル。
総じて、初めてドリップポットを購入する人は、手に入れやすいポットといえるでしょう。
僕が最初に使っていたドリップポットです!
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) ドリップケトル IKE-C600T

彫刻のようなアンティーク調のおしゃれなポット。
本体と土台がブラックでインテリアにもなじむデザインです。
そして、この商品の特徴は、見た目だけではなく機能が充実していること。
土台についていている温度調節ボタンで、60~100℃の間の5℃刻みで設定してお湯を沸かすことが可能。
また、保温機能のあるので温かさをキープすることができます。
そのため、沸かして忘れたころに冷めていることもありません。
容量が600mlと若干少なめだが、機能性に優れているので柔軟に使うことができるでしょう。
中身が空のまま電源を入れると、自動的に電源が切れるようになっています。
事故の防止にもなりますよ!
バルミューダ The Pot K02A-BK

オーブンレンジやトースターなど、ハイテク家電で有名なバルミューダのポット。
グッドデザイン賞をいくつも受賞している会社だけあり、デザイン性に特化しています。
このポットは、デザインだけではなく「注ぎ口が細く見えやすい」や「持ち手の使いやすさ」など追及しており、ユーザ目線で作られていることも忘れていません。
ホルダーに電源コードを収納できるので、インテリアとして置くこともできるでしょう。
商品ブランドもあるので、プレゼントにも最適ですね!
まとめ:初心者でもドリップポットひとつでワンランク上のコーヒーを楽しめる

コーヒー初心者におすすめのドリップポットと選び方のポイントについて解説しました。
初心者が選ぶべきドリップポットの特徴の結論としては、
注ぎ口が細く軽いポットは必須
ということです。
上手くドリップするには、お湯の注ぎ方が重要です。
これだけは意識してドリップポットを選びましょう。
そのほかの材質や見た目、機能性はあなたの好み次第です。
ぜひ、お気に入りのドリップポットでおいしいコーヒーを淹れてみてください。
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