・カフェインレスコーヒーってどうやって作られてるの?安全性とか大丈夫?
・おいしいカフェインレスコーヒーの選び方を教えて!
このような疑問や悩みに対して、お答えしてきます。
この記事を読むことで、安全でおいしいカフェインレスコーヒーを選ぶことができるようになります。
・カフェインレスコーヒーの種類
・カフェインレスコーヒーの作り方は主に3つ
・カフェインレスコーヒーは家で作れない?
・安全なカフェインレスコーヒーの選び方
・注目されているカフェインレスコーヒーを紹介
・まとめ:正しい知識で安全なカフェインレスコーヒーを飲もう
カフェインレスコーヒーは普通のコーヒーよりも味が劣ると思っていませんか?
その理由、選び方が間違っているからかもしれません。
選び方が間違うと、体に害となるカフェインレスコーヒーを選んでしまう可能性さえあります。
正しい選び方をができれば、安全でおいしいカフェインレスコーヒーと出会えますよ。
今まで微妙なカフェインレスコーヒーにしか出会えなかった僕が、あるポイントを抑えるだけでおいしいカフェインレスコーヒーに出会えました。
とても簡単です。
さっそく、そのポイントについて紹介していきます。
目次
カフェインレスコーヒーは安全ではないの?
大半の方にとっては安全ではありません。
それは、カフェインレスコーヒーに対して間違った知識を持っているからです。
多くの人は、カフェインレスコーヒーは「カフェインが入っていないから安心」と思っていますが、カフェインレスコーヒーはカフェインが含まれています。
また、カフェインレスコーヒーの作り方で体に害を与える可能性も…
とはいえ、正しく選択すればおいしく安全なカフェインレスコーヒーを飲むことができますよ。
関連記事>>カフェインレスコーヒーのメリット・デメリット|知らないとやばいです
今ここでカフェインレスコーヒーの正しい知識をつけましょう!
カフェインレスコーヒーの種類
「デカフェ」や「カフェインレス」など様々な呼ばれ方があり、意味を正確に理解していないのではないでしょうか。
それぞれの意味を理解していないと、カフェインを取りたくないのにとってしまうような失敗をする可能性があります。
カフェインレスに関わる名称をまとめので、この際に理解しておきましょう。
種類1:デカフェ
デカフェとカフェインレスは同じ意味です。
詳しくは後述するカフェインレスの部分で説明します。
種類2:カフェインレス
カフェインを除去したコーヒー豆から作られたコーヒーのことを指します。
注意していただきたいのが、カフェインが100%取り除かれているということではありません。
カフェインを90%以上取り除いたものを、「カフェインレス」と表示する決まりになっているようです。
種類3:ノンカフェイン
ノンカフェインは、カフェインを全く含んでいないコーヒーです。
麦茶などもノンカフェインに該当します。
妊婦の方のように、絶対にカフェインを取りたくない人はノンカフェインを選べば安心でしょう。
全くカフェインが入っていないのは「ノンカフェイン」と呼ばれるものだけなんですね!
カフェインレスコーヒーの作り方は主に3つ
コーヒーからカフェインを取り除く工程は、3つの方法があります。
このプロセスの違いがコーヒーの風味やコストだけではなく、身体へ影響してきます。
カフェインレスコーヒーの選び方にも関係するためそれぞれの方法を覚えておきましょう。
作り方1:有機溶媒抽出
コーヒー生豆から有機溶媒を通してカフェインを取り除く方法です。
有機溶媒として使われている「ジクロロメタン(塩化メチレン)」は発がん性の疑いあります。
ただし、沸点が低くコーヒーを入れる温度で揮発するため、体に害はないともいわれています。
この方法は海外でよく取り入れられている方法ですが、日本では禁止されている方法。
懸念するのであれば、国産のカフェインレス製品を選べば問題ありません。
作り方2:ウォータープロセス製法(スイスウォーター製法)
簡単に言うと、水を使ってコーヒー生豆からカフェインを取り除く方法です。
全く化学溶剤を使用しません。
もう少し詳しい方法を説明すると、
コーヒー生豆を水に浸し、カフェインを含むコーヒーの成分を溶け出させます。
そして、「カーボンフィルター」と呼ばれるカフェインをキャッチするフィルターで、その水からカフェインのみを除去。
最後に、コーヒー成分だけが残った水に再度コーヒー生豆を浸せば、カフェインだけ除去されたコーヒー生豆の完成です。
これで、99.9%のカフェイン除去が可能。
詳しくは動画を見てみてください。
「水に浸すので味が落ちるのではないか?」と思われがちですが、そんなことありません。
この方法は、低コストと味が落ちにくいという2つの点から日本の大手コーヒーショップ、スターバックスをはじめ、ブルーボトルが取り入れている方法です。
作り方3:超臨界二酸化炭素抽出
二酸化炭素によってカフェインを取り除く方法です。
二酸化炭素+圧力+温度を加えることによって、気体の拡散性と液体の溶解性を同時に持つ「超臨界流体」という状態になります。
この状態になると、コーヒー生豆からカフェインのみを取り除くことが可能。
一度もコーヒー成分を取り除かないため、味に影響はありません。
二酸化炭素なので、コーヒー生豆についたままでも特に害もありません。
カフェインレスコーヒーは家で作れない?
前述したようにカフェインを取り除く方法は、有機溶媒を利用したり超臨界流体を作り出したりと、とても個人ではできるものではありません。
現時点、自宅で1からコーヒー豆からカフェインレスコーヒーを作るのは難しいでしょう。
しかし、近年、デカフェは浸透しつつあります。
そのため、スーパーでも販売されているもの多く、手に入りやすいです。
次に紹介するカフェインレスコーヒーの選び方を参考に購入してみてください。
安全なカフェインレスコーヒーの選び方
カフェインレスコーヒーの呼ばれ方やいろんな作り方があることはわかりました。
実際に買うときはどのようなことに注意すればいいですか?
あなたがカフェインレスコーヒー選んで買うときは、次の2つの点に注意すればいいでしょう。
産地で選ぶ
国内で生産されているものを選びましょう。
海外産が危険というわけではありません。
ただ、薬品(有機溶媒)を使ったカフェインレスコーヒーの生成は日本で禁止されているため、いくらか安全性は保証されます。
カフェインレスコーヒーの作り方で選ぶ
カフェインを取り除く方法によって、コーヒーの味に大きく影響します。
前述したウォータープロセス製法は少なからずコーヒーの成分も損なわれます。
カフェインレスコーヒーでも味を譲りたくない方は、「超臨界二酸化炭素抽出」で作られたコーヒーを選ぶといいでしょう。
注目されているカフェインレスコーヒーを紹介
BLUE BTTLE COFFEE(ブルーボトルコーヒー) のカフェインレスコーヒーが注目されています。
普通のコーヒーに定評がありますが、カフェインレスコーヒーにも力を入れており普通のコーヒーの味と大差ありません。
例えば、「ナイトライト ディカフェ」はウォータープロセス製法で除去されているため、安全性は保障できます。
なおかつ、デカフェでは再現しにくいクリーミーな味わいも楽しめるコーヒーとなっています。
スーパーなどで売っているカフェインレスコーヒーで満足できない方は、試してみてはいかがでしょうか。
おしゃれな有名ブランドなので、贈り物としても喜ばれますよ。
まとめ:正しい知識で安全なカフェインレスコーヒーを飲もう
間違った知識でカフェインレスコーヒーを選ぶと危険だというお話をしました。
今回お話ししたポイントのまとめです。
これらの知識を活用するだけで、選ぶことのできる幅が広がります。
明日からはおいしくて安全なカフェインレスコーヒーを選べることができるでしょう。
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