コーヒーを飲むメリットとデメリットを教えてください!
このような疑問に対して、お答えしてきます。
この記事を読むことで、よく言われているコーヒーのメリット・デメリットを知ることができます。
・コーヒーのメリット
・コーヒーのデメリット
・対策:カフェインレスコーヒーを取り入れてみよう
・まとめ:おいしく楽しいコーヒーライフを!
最近、
「コーヒーを飲んだ方がいい!」
「コーヒの飲みすぎはダメ!」
などと、「結局、どっちなの?」と思いませんか?
僕も気になったので調べてみました。
コーヒーは正しく飲めばメリットがたくさんあります。
ただし、専門家ではないので断言はできません。
1年に350日ほどコーヒーを飲み続けてきた僕が、実感した効果も含めてお話しします。
コーヒーの適切な摂取量とは
欧州食品安全機関(EFSA)は、1日に400mgまでならカフェインを摂取しても問題ないと発表しています。
一般的なコーヒーに含まれているカフェインの量は、コーヒー100mlあたり60g。
コーヒー1杯分(150mlあたり)に含まれるカフェイン量は約90mgなので、1日に4杯までであれば体に悪影響がないということになります。
参考:「カフェインの過剰摂取について」
コーヒーのメリット
まずはメリットから見ていきましょう!
コーヒーのメリット1:脂肪燃焼が見込める
コーヒーに含まれるカフェインとポリフェノール(クロロゲン酸)には、脂肪燃焼効果があります。
そして、この2つの成分は運動の30分前に摂取することが最も効果的ということもわかっています。
コーヒーのメリット2:リラックス効果がある
コーヒーの香りは脳に「アルファ波」を発生させることがわかっています。
アルファ波はリラックスする効果があるため、勉強や仕事の合間に飲むのがよいでしょう。
桜美林大学の医学部の研究によると、
アルファ波が最も多く出現したのは、グァテマラとブルーマウンテンという結果もあります。
参考:香りから生まれる、 「癒し」と「集中力」
コーヒーのメリット3:二日酔いを軽減できる
二日酔いの症状である頭痛を軽減できます。
二日酔いからくる頭痛は「アセドアルデヒド」という成分が血管を膨張することが原因。
コーヒーに含まれているカフェインが膨張した血管を収縮させる効果があるため、頭痛を和らげてくれるそうですよ。
利尿作用で体外への排出を早めるのも理由の1つ!
コーヒーのメリット4:一時的に筋肉を活性化させる
カフェインは運動パフォーマンスを高める成分として知られています。
なぜカフェインがパフォーマンスを高めるのかというと、
カフェインには脳が疲れを感じる速度を遅くする機能があるからです。
疲れを感じにくくなるため、結果、運動のパフォーマンスが上がります。
陸上の練習前にも意図的にコーヒーが取り入れられてるそうですよ!
コーヒーのメリット5:肌にいい効果がある
健康だけでなく美容面にも効果があることをご存じですか?
例えば、コーヒーに含まれているポリフェノールには強力な抗酸化作用があり、メラニンの生成を抑える働きがあります。
日焼けやシミ・そばかすは、メラニン色素の沈着によって引き起こされます。
そのメラニンを生成前に抑制できるので、色白のきれいな肌を保つことが可能なのです。
ただし、コーヒーだけで得られる効果ではないので、「サポートしてくれる」くらいで認識しておいてください。
コーヒーのデメリット
続いてデメリットです。
コーヒーのデメリット1:貧血になりやすい
コーヒーに含まれるカフェインには、ミネラルの吸収を阻害する作用があります。
ミネラルの中の特に、「鉄」や「亜鉛」の吸収を阻害してしまうと貧血を引き起こしてしまう可能性があります。
鉄が不足しがちな女性でコーヒーをよく飲む方は、知っておいてください。
コーヒーのデメリット2:カルシウムの吸収を低下させる
カフェインは、カルシウム排泄量を増加させ、カルシウムの吸収を低下させます。
とはいっても、コーヒーを1杯飲んでもカルシウム減少量はわずか(2~3mg)程度。
1日2杯までなら特に気を付けることはありません。
なお、カルシウム摂取が十分であれば、すぐに骨が弱くなったり、骨粗鬆症を発症したりすることはないと結論付けられています。
3杯以上飲むときには、意識的にカルシウムを摂取するようにしましょう。
参考:「統合医療」に係る情報発信等推進事業
コーヒーのデメリット3:口が臭くなる
コーヒーを飲むと口が臭くなるんです!
個人的にはこれが一番驚きましたね。
なぜ臭くなるかというと、コーヒーに含まれる「タンニン」と「クロロゲン酸」というのが唾液の分泌を抑えてしまうから。
唾液は口臭の原因となる物質を流してくれる役割があります。
その唾液が分泌されないので、口臭の原因が残り続けて口が臭くなるのです。
コーヒーのデメリット4:睡眠の質が悪くなる
コーヒーに含まれるカフェインには、脳を活性させる効果があります。
頭を冴えさせたいときにはメリットとなりますが、逆に寝たいときに眠れなくなるデメリットとなります。
夕方以降に飲むことは控えた方がいいでしょう。
コーヒーのデメリット5:胃が荒れる
コーヒーに含まれる「クロロゲン酸」は胃酸の分泌を活発にします。
そのため、
特に空腹時や胃が弱っている時に、胃酸が胃の粘膜を刺激してしまうのです。
これは、カフェインレスコーヒーでも同様。
空腹時にコーヒーを飲む際は、ミルクを入れたり何かを食べながら飲むようにしましょう。
コーヒーのデメリット6:歯が黄ばむ
コーヒーに含まれる「ポリフェノール成分(クロロゲン酸など)」と、歯の表面のエナメル質をおおっている「ペクリル」というたんぱく質が結びつくことによってステイン(着色汚れ)が起こります。
このステインが習慣化すると、徐々に目立つステイン汚れになっていき、歯ブラシのブラッシングで落とすことが難しくとなってしまいます。
対策:カフェインレスコーヒーを取り入れてみよう
カフェインの取りすぎは良くないとわかっていても、1日に5杯も6杯も飲んでしまう人いますよね。
僕もコーヒーが好きなのでよくわかります…
そのような方は、その1杯をカフェインレスコーヒーに置き換えることで、カフェイン摂取量を抑えることができますよ。
「カフェインレスコーヒーは味が…」
と、カフェインレスコーヒーにマイナスイメージを持たれている人もいるでしょう。
最近のカフェインレスコーヒーは、普通のコーヒーと大差ないくらいおいしくなっています。
コーヒーが好きすぎて減らせない、やめられないという方は、1杯をカフェインレスコーヒーに置き換えてみることも検討しましょう。
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まとめ:おいしく楽しいコーヒーライフを!
コーヒーのメリットデメリットについてお話ししました。
ここまでのおさらいです。
・ダイエット効果がある
・リラックス効果がある
・二日酔いを軽減できる
・一時的に筋肉を活性化させる
・肌にいい効果がある
■デメリット
・貧血になりやすい
・カルシウムの吸収を低下させる
・口が臭くなる
・睡眠の質が悪くなる
・胃が荒れる
・歯が黄ばむ
飲み方を工夫すれば、コーヒーを飲むメリットは大きいと思います。
逆に、カフェインの取りすぎは体に害を与える可能性もあります。
1杯をカフェインレスコーヒーに置き換えるだけで軽減されるため、取り入れることも考えましょう。
では、おいしく楽しいコーヒーライフを!
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