コーヒー豆の種類ってたくさんあるけどどれくらいあるの?
このような疑問に対して、お答えしてきます。
この記事を読むことで、コーヒー豆の種類について周りに自慢できるようになり、自分のお気に入りの銘柄を見つけることができます。
・3種類のコーヒー豆の特徴
・よく聞くコーヒー豆の種類は銘柄のこと
・まとめ:お気に入りのコーヒー豆の種類を見つけよう!
コーヒー豆の種類は3種類です。
「え?キリマンジャロとかモカとか色々あるじゃん!」
と思う方もいるでしょう。
キリマンジャロやモカなどよく聞く名前は、正しくは「銘柄」といい、3種類の豆が栽培された場所よって名前が違うだけなのです。
今回は、その3種類のコーヒー豆の特徴と日本になじみのある銘柄について紹介します。
いまここで正しい知識をつけておきましょう!
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目次
コーヒー豆の品種は3種類
コーヒー豆の品種は大きく分けて、「アラビカ種」「ロブスタ種」「リベリカ種」3種類です。
これらはコーヒーの3原種とも言われます。
主に日本で流通しているのは、「アラビカ種」と「ロブスタ種」。
年平均20℃を超える、コーヒーベルト(コーヒーゾーン)と呼ばれる熱帯・亜熱帯地域で生産されています。
3種類のコーヒー豆の特徴
その3つのコーヒー豆の特徴について説明します。
種類の特徴によって、流通が違っているんですよ!
アラビカ種
全世界で栽培されている75-80%を占めています。
病気(サビ病)に弱く、涼しい高地で栽培されています。
栽培に手間がかかる分、良好な香りと酸味もあるため高品質な品種として人気なのが特徴。
「ブラジル」「コロンビア」「モカ」「グァテマラ」「マンデリン」などがアラビカ種にあたります。
ロブスタ種
別名「カネフォーラ種」と呼ばれ、アラビカ種とは反対に病気に強く、高温多湿地で栽培されています。
標高の低い土地や高い土地どちらでも栽培可能で、育てやすいのが特徴。
独特の香りと苦味が特徴で、インスタントコーヒーや、缶コーヒーに用いられます。
カフェイン含有量は、アラビカ種よりも高いのも特徴の一つです。
リベリカ種
アラビカ種と同様に病気に弱いです。
低高地や、多湿乾燥地など様々な場所で取れます。
味が悪いので、日本にはほぼ流通していません。
そのため、私たちが飲むコーヒーは「アラビカ種」と「ロブスタ種」と覚えておけばいいでしょう。
以下の表に特徴をまとめました。
アラビカ種 | ロブスタ種 | リベリカ種 | |
---|---|---|---|
味・香り | 良好な香りと酸味 | 炒り麦に似た香り。酸味が少ない | 強い苦み |
木あたりの収量 | 比較的多い | 多い | 少ない |
栽培高度 | 500-2000m | 500m以下 | 200m以下 |
収穫までの年数 | ほぼ3年以内 | 3年 | 5年 |
生産量 | 全生産量の70-80% | 20-30% | 微少 |
よく聞くコーヒー豆の種類は銘柄のこと
よく耳にする「キリマンジャロ」や「モカ」などは、コーヒー豆の種類ではなく「銘柄」のことを指します。
同じ品種でも、栽培された土地の気候や風土が異なることで、酸味や苦味、コクなどの味や香りが全く別物に。
また、銘柄は生産地から名付けられて、産地や発信地となる山や港の名前が使われたりするのです。
現在、200種類以上の銘柄があるとされていますが、日本で特になじみのある銘柄を紹介しましょう。
モカ
モカの由来は、イエメンのモカ港から名づけられたとされています。
甘味とコクがあり、フルーティーで爽やかな酸味が特徴のコーヒー豆。
淹れるときの粉の量や温度で味が変化します。
自分好みの味に調節できることが楽しめるコーヒーですよ。
キリマンジャロ
アフリカのキリマンジャロ地域で栽培されているコーヒー豆。
強い酸味と苦味の調和のとれた味で、古くから日本に愛されているコーヒーです。
キリマンジャロの大自然の恵みが感じるコーヒーで、野性味が漂うコーヒーともいわれています。
味の特徴である苦みを感じることのできるエスプレッソで飲むことがおすすめですよ。
マンデリン・ジャワコーヒー
マンデリンは、インドネシアで栽培される希少なコーヒー豆です。
深いコクのある上品な味わいで、アラビカ種の高級銘柄として世界的に知られています。
おすすめの飲み方は「ドリップ」と「カフェオレ」。
市販でも手に入るペーパーフィルターでドリップしたコーヒーでも美味しくなりますし、ミルクとの相性も抜群ですよ。
ブルーマウンテン
コーヒーの王様と称されているブルーマウンテン。
最高級品質のコーヒー豆とも言われています。
苦味や酸味や甘味、コクのバランスが良く、日本人に好まれ安味なのが特徴。
風味を感じやすいいブラックで飲むことがおすすめですよ。
コナ
コナコーヒーは、ブルーマウンテンと同じくらい正解最高のコーヒーといわれています。
ハワイ島のコナ地区で栽培され、生産量は世界のコーヒーの1%以下でとにかく希少。
甘い香りと柔らかな酸味加え、苦みが少ないので、誰にでも喜ばれるコーヒーとなのです。
そしてなんといっても、「コク」が強い。
ブラックコーヒーでこの特徴を感じることがおすすめです。
グアテマラ
グアテマラは、世界的には甘い香りと力強いコクで高い人気を誇るコーヒーです。
日本でもブレンドによく用いられ、缶コーヒーに使われています。
甘い香りとやや強めながら上品な酸味、ほどよいコクと芳醇な味わいが特徴。
こちらも香りを楽しめるブラックで飲むことがおすすめです。
まとめ:お気に入りのコーヒー豆の種類を見つけよう!
コーヒー豆の種類や一部の銘柄について解説しました。
今回のポイントのまとめです。
コーヒーの品種や銘柄の特徴を知っていながらコーヒーを選ぶと一段と楽しくなります。
ぜひ飲み比べて、自分だけのお気に入りの銘柄を見つけてみてください!
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