キャンプで西部劇のカウボーイのようにワイルドにコーヒーを飲みたい!
このような悩みに対して、お答えしてきます。
この記事を読むことで、過酷な環境でもどっしりコクのきいた、男らしいワイルドなコーヒーを飲むことができます。
・カウボーイ風のコーヒーを飲むなら"パーコレーター"がいい
・おすすめのパーコレーター3選
・まとめ
西部劇の映画などでよく見かける、カウボーイたちが焚き火を囲みポットでコーヒーを淹れる光景はかっこいいですよね。コーヒーを飲みながら葉巻なんて吸ったら雰囲気は完全にカウボーイです。
あの飲み方に憧れて「一度は試してみたい」と思う方もいるんじゃないでしょうか。
しかし、カウボーイ達の淹れ方をそのままマネしてもおいしいコーヒーは飲めないんです。
その理由と、当時の同じ淹れ方でワイルドにおいしく飲む方法があるので紹介します。
目次
キャンプでカウボーイ風のワイルドなコーヒーを飲める?
結論から言うと、カウボーイのようにコーヒーは飲むことができますがおすすめしません。
その理由は、以下の3つ。
詳しく説明すると、
カウボーイはコーヒーミルなんて持たないので、コーヒー豆を挽くという概念がありません。麻袋にコーヒー豆を入れて石で叩いて粉にしたそうです。
そして、叩き割った不揃いな粗挽き豆を、適当な水の量で煮出した上澄みを飲むというようなスタイル。
ときには、上澄みに含まれるコーヒーの殻などを早く沈殿させるため、途中で冷水や卵の殻を入れたりすることもしていたとのこと。
「細かいことは気にしないぜ!」という姿はかっこいいかもしれません。ただ、このように作ったコーヒーはおいしいはずないですよね。
コーヒーは、丁寧に挽いた豆や豆とお湯の量のバランスなど「繊細に扱って」作ったほうがおいしいんです。
キャンプでワイルドにコーヒーを飲むなら"パーコレーター"
じゃあ、当時のカウボーイのようなコーヒーをおいしく飲むことはできないの?
安心してください。
"パーコレーター"を使えば、殻などの混入を防ぎつつ、当時のカウボーイが飲んでいたコーヒーを再現することが可能です。
大量のコーヒーが1度に作れるパーコレーター
パーコレーターとは、キャンプやアウトドアでよく使用されるコーヒー抽出器具の1つのこと。
お湯を何回かわけて丁寧に抽出するドリップとは違い、一度に入れたお湯が器具の内部を循環することでコーヒーを抽出できます。
3~6杯程のコーヒーをまとめて作れるので、「多く飲みたいとき」や「複数人分を1度に作りたいとき」に最適。
そして、水と砕いたコーヒー豆を入れて焚き火の上に置くだけなので、まさにワイルドな淹れ方といえるでしょう。
直接豆を通すので、コーヒー豆本来の味が抽出され、どっしりとしたコクを楽しむことができますよ。
パーコレーターで抽出するために必要な3つの道具
パーコレーターで抽出するために必要な道具は、水やコーヒー豆を除けば下記の3つだけ。
おいしいコーヒーを飲むなら、豆の粒度を揃えることが必須。そのため、コーヒーミルはどうしても必要になってきます。
それでも、ペーパードリップよりも少ない道具で淹れられるので、荷物を少なくしたいキャンパーには魅力的ですね。
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パーコレーターを使った抽出手順
先ほど紹介した道具で、コーヒーを淹れる手順は以下の通りです。
これだけ。とても簡単ですよね。
豆は粗挽きがおすすめ。1杯130mlに18gのコーヒー粉が目安です。
パーコレーターをセットまで完了すればあとは待つだけ。透明なキャップ部分に当たる徐々に濃くなるコーヒーの色を確認して「自分の好みの濃さになったかな」と思ったらOKです。
待つ間は、朝食の準備など別の作業をすることができますよ。
「ストレーナーってなに?」や「淹れているところが見たい」という方は、上の動画をご覧ください。2分20秒~が参考になると思います。
キャンプでもワイルドにコーヒーが飲めるパーコレーター3選
それでは、おすすめのパーコレーターを紹介します。
どれも直火に対応しているので、焚き火に直接火にかけて淹れることができますよ。
安くて耐久性バツグン!キャプテンスタッグ パーコレーター
キャプテンスタッグのステンレス製パーコレーターは、「ちょっと試してみたいな」と思っている方にはおすすめです。
なぜなら、このパーコレーターは基本的な機能が付いていながらかなり低価格。相場は、4,000円〜10,000円程度ですが、これは3,000円程と初心者でも手が出しやすいのが最大の特徴です。
低価格ですが、ステンレス製でとても頑丈。また、取っ手の天然木など、細部までこだわり抜いたつくりとなっています。
ファンなら絶対これ!スノーピーク パーコレーター
ステンレスの美しい輝きがスノーピークらしいデザインのパーコレーター。
有名ブランドのため、価格は少しお高め。しかし、マグやクッカーなどスノーピークを使っているキャンパーなら、セットで合わせたいはず。
焚き火のすすが付くと、味わい深いデザインになっていくのも楽しみの1つですよね。
6カップ分作れるのに、820gと軽量のなのも嬉しい!
シンプルな構造とデザイン!GSI パーコレーター
THE シンプルイズベストのパーコレーターがこれ!
円柱型のクラシックなデザインのステンレススチール製のパーコレーター。軽量で持ち運びにも最適です。
サイズが大きいがゆえにお家で使いたい方にもおすすめです。
まとめ:パンとコーヒーを合わせてワイルドなキャンプ朝食を楽しもう!
キャンプでワイルドにコーヒーを楽しみたいなら、パーコレーターを使って淹れるとおいしく飲めます。
当時のカウボーイのような「荒さあふれる淹れ方」はできませんが、味は限りなく再現しているでしょう。
パーコレーターから淹れたコーヒーは、コクと苦みが強いのが特徴。そのため、こんがり焼けた朝食のパンなどが最高に合うのでおすすめです。
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